アフリカを縦断しながらアフリカの現在の姿を撮った作品で、南アフリカの希望峰を見わたす360度のパン撮影から始まり、アンゴラ、ルワンダ、ブルンジ、ソマリア、スーダン、エジプトなどを経て、フランス中部のヴィルフランシュ=シュル=ソーヌにある監督の実家の360度のパン撮影で終る。「フランスの言語を知っているアフリカ人にとっては、”痛み”という言葉はまるで、我々のアフリカ滞在中、うまくいっていることを確認するための挨拶として使われる―「痛みはいかがですか?」と、まるでただ「こんにちは」というように―。」レイモン・ドゥパルドン